上志段味夏まつりについて。地域貢献について。

〇上志段味夏祭りについて

上志段味夏まつりは、コロナ前まで勝手神社で行われていた盆踊りになります。

そこが大盛況で手狭になり、今年4年ぶりに上志段味小学校に移転して復活しました。

(勝手神社盆踊り祭りは筆者が幼少のころ毎年参加していたお祭りです)

 

ロングウッドはスポンサーとして上志段味夏まつり実行委員会に参加させていただきました。

この実行委員会は、上志段味自治会(会長+役員+地域の主婦数名のチーム)を中心に地域自治会員を含め20名ほどの団体です。

夏祭りの準備は春から本格的に進めていたのですが、この準備がすごかったです!

レジュメ・祭り概要・工程表・チーム構成表・ToDoリストが用意され、日々更新される様はもはや企業の企画並み!

旧勝手神社盆踊り祭りの伝統を継承しつつ、新しい祭りを構築していくのに会議は喧々諤々することも…

全員の祭り開催に対する情熱をすごく感じました。最後は会長が先達としてしっかりまとめられ、流石の一言!

ポスター作成・チラシ作成・協賛募集・出店募集・キッチンカー募集・役所申請・等々どんどん進んでいきます。

さらに、暑さ対策・禁煙・禁酒・防犯・警備・休憩所・等々不測の事態にも目を光らせます。

7月には櫓(やぐら)と提灯(ちょうちん)の組み立て予行設営・盆踊り練習会実施。

さらには、他の地域で開催された夏祭りに出向き、そこの実行委員の方と意見交換を交わし、いいものを取り入れようとする姿勢。

そして、祭りの前日の設営には地域の方がなんと200名以上集まっての準備となりました!

「これぞ地域愛!!」

 

当日には上志段味小学校が、地域住民のみなさんで溢れかえりました!

現地での上志段味自治会会長と上志段味小学校校長の表情とお言葉から、「地域貢献とは何か」を学ばせていただきました。

ロングウッドも端っこでしたが参加できてよかったです。

また来年も何らかの形で参加します!!

 

〇上志段味地区での地域伝統行事について

上志段味地区では、地域伝統行事として「旧盆踊り」以外に、「こども獅子」「弘法様」があります。

 

「こども獅子」は地域の子ども達が獅子頭をかぶって町内を練り歩き、地域家庭に安全祈願をする行事です。

(筆者も小学生のころ毎年参加しました)

ここ数年参加者が増えて人気の行事になっていると認識しています。

ですが、参加人数が増えたが故の、練り歩く時間の増長、獅子頭不足、太鼓・笛の老朽化が課題ではないかと感じています。

 

「弘法様」は地域住宅の軒先で弘法様を祀り、お賽銭をするとお餅や団子、お菓子をもらえる行事です。

(筆者も小学生のころ自転車で何十軒と回り、大量のお菓子を堪能しました)

しかし近年、住宅軒先を開放することが難しく、行事開催する住宅が激減しており、行事消滅の危機にあると感じています。

地域企業が軒先を開放するなど、形を変えての行事開催が復活の糸口をつかむことになるかもしれません。

 

ロングウッドは地域貢献として、この2つの行事にも何かお手伝いできればと考えております。